おみくじの項目の一つである「待ち人」とは、
「良い方向に人生を導いてくれる人」を指します。
これは、単に結婚相手という恋愛面の要素だけでなく
「仕事面や日常生活を送るうえでプラスの影響を与えてくれる人」などの広い意味で使われているようです。
そのためおみくじに「待ち人 来ず」と書いてあったら
「今年は、あなたの人生のキーパーソンは残念ながら来ませんよ。」
という意味になります。
ちょっと残念な気持ちになってしまいますよね。
でも、大丈夫です。
「来ないんだ、、、」とただ諦めるだけでなく、
今回のおみくじを今年や今後の指針にしていけば良いのです。
詳しくみていきましょう!
おみくじが「待ち人 来ず」だった!悪い意味なの?
おみくじで「待ち人」の欄が「来ず」であった場合、
「今年は運命の人は来てもらえないのね。」と、
結婚を待ち望む女性にとってはショックな内容かもしれません。
しかし、こういう考え方もできます。
もし、1年のうちに「待ち人」かもと思った方が現れたら注意が必要です。
「今年は現れないはずなのにおかしい。この人は本当に待ち人なのか怪しいわ。
もしかしたら何か裏があって私に接しているのでは?」
と用心深く接することもできます。
もちろん、おみくじをを信用しすぎるのは、
自分で物事を判断するのを止めてしまうことにつながるため信じすぎは禁物です。
ですが、おみくじ結果を心の留めておきながら、
日常生活に照らし合わせて今後の行動の参考にすることは重要なポイントです。
よくない内容のおみくじを引いた時の対処法は?
凶や大凶、吉だけど書いてある内容があまり良くなかった場合は利き手と反対の手でおみくじ掛けに結べば、凶を神社に留めることで良い運勢となる「凶返し」ができるとされています。
しかし、おみくじは物事を公平に決めるくじによって神様の意思を記したものです。
そのため、
凶や大凶が出たからといって、不吉・悪いものというわけではありません。
吉や今日の結果で判断するのではなく、書かれている内容をよく読んでみることが大切です。
凶や大凶であっても書いてある内容は悪くないということもありますし、
逆に大吉であったとしても内容はそこまで良いことが書かれていなかった経験をされた方も少なくないはずです。
また、おみくじで判定した運勢はおみくじを引いた時の自身の状態なので、
その時の状態が良くなくても月日が経てば良くなると思うようにしてあまり落ち込まないようにしましょう。
重要なことは、悪かったからといっておみくじ掛けにかけることではなく、
神様からのメッセージとして書いてある内容を真摯に受け止め、
自分にとって必要なポイントを読み取り、
普段の生活に活かしていくことではないでしょうか。
長くなりましたが結論としてはおみくじが良くなかった場合、
神社に結んでも、持ち帰ってもどちらでもOKという答えになります。
まとめ
待ち人とは、結婚相手のような恋愛面の意味だけでなく、
あなたの人生を良い方向に導いてくれる運命の人を指します。
例え、おみくじの内容に「待ち人来ず」と記載されていたとしても、
縁起の悪いものではないため、落ち込む必要は全くありません。
また、おみくじの出た運勢はその時の状態についての判定ですので、
心持ちや行動で良くも悪くも変わっていきます。
例えば、大吉を引いたのに今とても不調と感じているのであれば、
何か足りない点があり、ご自身を見つめなおす絶好の機会と考えることができます。
そのため、新年におみくじを開きその内容に一喜一憂するよりも、
それぞれの項目に書いてある内容を読み取り、
ご自身の今後の行動を起こすための必要なポイントを見つけましょう。
新年の運試し的な要素でおみくじを引くこともありますが、
ご自身の生活の道しるべとして普段の生活に取り入れることと、
書いてある内容が悪かったとしても真摯に向き合い、
自身でその問題を対処していくことが重要かと思います。
コメント