おみくじを引いた時に記されている内容は、
和歌で読まれていたり古語の現代風訳だったり解説も様々。
でも、本気で恋人探しをしたり、お見合い相手などの縁談を待っている方なら特に待ち人という文字はつい目が行ってしまうのは当然。
それが、「遅いが来る」だったら。
ついつい、恋人や将来のパートナーに出会える予感の期待にワクワク胸が高鳴ってしまうはず。
でも、
待ち人って実は恋人の意味だけじゃないって知ってますか?
また、遅く来るっていつ?
そんな疑問についてご紹介していきますね!
おみくじが「待ち人 遅いが来る」だった!待ち人が表す意外な人物とは?
ではおみくじに書かれている待ち人って、本来どういう意味なのでしょうか。
一見すると、
単純に恋愛や縁談を求めている方の出会いに関連することに思われがちなのですが、
実際は、恋人や縁談に関わらず、
- 今後出会う縁
- 疎遠になったりした親しかった友人
- 知人や大切な身内
こんな人たちも待ち人のターゲットになります。
そもそも、江戸時代の風習としてのおみくじに書かれていた、待ち人の由来。
それは、事情で遠方に行かなくならなくなった、恋人、知人、身内などの帰りを案ずる吉凶に関連していました。
所説ありますが、昔は、現代のように交通事情が発達しておらず、参勤交代などで、山や川を越えて山賊などに襲われず無事に大切な人が戻って来れるかどうかをおみくじの内容に托したりしていたのです。
また、便りが届くかどうかを占いのような感覚で、
待ち人から無事の連絡を待ちわびるなどの意味もありました。
その時代ならではの解釈が多々あるんですね。
現代は主に、恋愛相手や縁談相手としての、待ち人を意識される方がほとんどだと思いますが、根本的には、恋人も含む大切な方という意味では待ち人は変わっていません。
ただ、その「待ち人 遅いが来る」という解釈が、恋人が遅い時期に見つかるのか、もっと別の大切な人との縁があるという意味なのか少々、とらえどころがハッキリしないのは仕方がないこと。
基本的には、今自分自身が、出会いたいと思っている大切な人との縁が近づいて来るという意味では、恋人が来る説での信憑性は高いと言えます。
でも、大切な人との縁という意味を広く考えれば、キャリアップさせてくれる会社だったり、新しい友人との出会いにも当てはめることができそう。
それから、もうひとつの意味、古い習わしと同じで、遠方に、海外出張や遠方で離れ離れに住む家族や恋人など自分にとって大切な人々が無事に帰ってくるという連絡が来るかも。
疎遠になっていた友人でも待ち人の意味になるので、
偶然に再会など縁が繋がる期待感も持てます。
おみくじの解釈の仕方!引いたおみくじはどうする?
前述もしましたが待ち人の意味を、
自分が出会いたい人という意味で解釈することも有り、
具体的に、恋人との縁と考えるのも有りです。
まだ見ぬ近い未来に知り合う人も含めて、
過去に縁が会った知人や、遠方の大切な人からの連絡等、いろんな自分にとっての、
未来、過去でも大切な人との縁に関する具体的な時期を教えてくれるのが待ち人の解釈の有力説。
時期に関しても、時間の物理的な解釈ではなく、
遅く来るという意味も、過去から今に関しての知り合いとの縁が繋がる可能性や、
同じ場所や会社、学校にいても、
接点の無かった方との接点が持てるようになったりと、いろんな時期の感じ方があります。
要は個人がどういう気持ちで出会いを求めているかが大切で、
社会的にキャリアアップを望む人なら、
待ち人の意味は、会社やキャリア講座の先生との出会いかもしれないし、
また恋人が欲しいという方は待ち人はやはり、
人生のパートナーに繋がる人という自分の気持ち次第での意味と出会う時期を解釈をすれば良し。
もっと解釈の理解を深く感じたいなら、おみくじを引いた神社についても、調べておくこと。
神社によっても縁結びが得意な神社や、学業や就職に強い神社など、様々有ります。
自分自身の願いによって、待ち人を解釈する参考にまで、
恋愛に強いのはやはり縁結びの神様で、この神社の待ち人の意味はやはり恋愛関係が専門。
学業や商売の神社は、待ち人は、学校会社や、商売相手と良い相手の縁という意味が中心になります。
いずれも、待ち人の解釈は自由で大丈夫。
もし、そのおみくじに書かれている待ち人が遅く来てもいい。
というなら、自分が出会いたい人をイメージできるように、意識的に持ち歩いて、より早く出会いを近づけるお守りにしても良いかもしれません。
持ち歩くことで、潜在的に出会えるような場所に行動するようになるし、最も縁を取りたかったベストパートナーとの縁も良い関係で繋がっていくはずです。
まとめ
待ち人が遅く来るという、教訓は決して恋人の意味だけではありません。
待ち人は大切な人という意味で広く解釈したほうが、
これからの人生の良い人との出会いは増えていくし、
またよい仲間に出会える可能性も高まっていきます。
この待ち人が遅く来るという意味は決して悪い意味ではなく、
神様から、遅くなっても必ず、良い出会いはあるし、
大切な方からの連絡は必ずあるよということ。
これからの新しい出会いに期待する人も、
大切な方との縁を繋げたい人にも、時期が必ず来るから、
それまで期待して待ちなさい。という神様からのメッセージと受け止めて、
待ち人を待ってみることがきっとラッキーな出来事を引きせる様になります。
あせらずに待ちましょう。
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